(VOVWORLD) -フック首相はベトナムに投資しようとする日本企業にできるだけ有利な条件を作り出すと強調しました
6日午前、東京都内で、日本を訪問中のグエン・スアン・フック首相は、IT情報技術分野の日本企業60社の代表と懇親しました。
席上、フック首相は、第4次産業革命が進んでいる背景の中で、ベトナムは、付加価値の高いハイテクの分野を経済の原動力とする方針であると述べ、その中で、ITはベトナムが優位に立っている分野の一つであると強調しました。
そして、フック首相は日本投資家に対し、電子、農業機械、農林水産物の加工、造船、環境と省エネ、自動車といった6つの分野への投資を呼びかけ、ベトナムに投資しようとする日本企業にできるだけ有利な条件を作り出すと強調しました。フック首相は次のようにか語りました。
(テープ)
「各企業は土地使用権について提案しましたが、ベトナムの憲法や土地法などはそれを明らかにしています。土地を借りる期間は50年ですが、必要ならば、それより長くなることがあります。そして、ロジスティックスはベトナムで発展する展望ある分野です。現行の法律は、ロジスティックス分野の外国出資率を49%以下にするという規定がありますが、この規定の改正を検討します。これに関するご意見を頂き、早期に返答いたします。」
このように語ったフック首相はまた、ベトナムで行われているAPEC年2017の諸活動への参加を日本企業に呼びかけ、「これはベトナムでの投資チャンスを探るよい機会である」と述べました。